天使からの贈り物ごうちゃんを授かって(ダウン症って何?)No8

浜松市ダウン症の息子と絵本のある家庭文庫で子育て支援|えほん文庫|大村ゆみ

2011年02月28日 10:00



ごうちゃんが生まれて、浜松発達医療センター「友愛のさと」に初めて足を踏み入れた時、なんだか悲しい気持ちになりました。
ごうちゃんが4か月になっていたので、ごうちゃんの障害について受け入れが出来ていたはずなのですが、いざ施設に行ってみたら、「本当なんだ・・・」とやっと現実的になったからでしょうか。?
最初にまず事務の方と面談を1時間したのですが、応接間に通された夫は開口一番に「ごうちゃんの父です。」と挨拶をしました。その瞬間に、(この人は、ちゃんと受け止めている)とはっきり解った気がしました。
実は・・・3人目のごうちゃんは私からのプレゼントにするつもりでした。お互いに結婚も遅く、第1子から高齢出産ぎりぎりだったので8歳も離れている「ごうちゃん」は当然40代の出産でした。40歳を過ぎた頃に、人生の折り返し地点に立った気がして、やり残したことはないか?考えた時に、「もう一人子供が欲しい!」と、わけもなく強く思ったのです。
私は、出産4日目にダウン症の疑いの告知を受けて、気持ちが納まるまでにたくさんの時間が必要でした。でも、夫は一貫して終始落ち着いていた気がします。自分のことで精いっぱいだった私とは対照的だった気もします。「ごうちゃんはプレゼントのつもりだった」と話す私に「ありがとう!」と言ってくれたのも、私にとって大きな救いとなりました。

写真は、初めてのピクニックに喜ぶ、ごうちゃんです。

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