踏み出す一歩が道を作る♪

浜松市ダウン症の息子と絵本のある家庭文庫で子育て支援|えほん文庫|大村ゆみ

2012年03月22日 07:15



私が中学か高校の時に、はがきに書いた言葉「踏み出す一歩が道を作る!」

大好きな永田萌さんの絵を描き写した横に書いた文字、、、。

でも、当時は全く踏み出すことができず、そんな自分に対して鞭打つつもりで書いた言葉だった気がします。今は、自宅のトイレに飾っています。

私と同じような性格で、いろいろ思い悩む長女の目に入れたい言葉だから。。。


私の中学高校時代はとても暗いものでした。

友達になりたくても、自分から話しかけることが出来ないため、「話しかけてくれないかなあ???」

「話しかけてくれれば、話が出来るのに、、、。」と、もどかしい日々を過ごしていたように思います。

と も だ ち」という言葉にとても敏感で、友達が欲しくて、でも出来なくて、、、。

それでも、何人かの優しい友達がだんだんに出来ていき、高校を卒業するころには、やっと一つのグループの一員となり、楽しい学校生活になっていったのでした。

しかし、、、本質が変わってないため、今度はママになり、ママ友達を作ることに苦慮することになってしまいました。。。

30歳過ぎての結婚だったし、また、すぐには赤ちゃんを授からなかったので、ママさん達と年齢的なギャップも感じ、「どうやって友達を作ったらいいか、わからない!」状態になっていました。

長女が幼稚園に入っても、幼稚園のママ友をどうやって作ったらいいか、、、またまた悩む日々を過ごしました

そこに、生まれた第3子の「ごうちゃん」がダウン症という障害を持っていたおかげで、

哀しみに暮れ、その後、顔を上げて歩き出した私は、一気に多くの仲間を得ることができ、

また、いろいろな方々と知り合い、親しくお話することが、ごく自然にできるようになっていったのです。

先日、親愛なる「遊びの玉手箱さん」に連れて行っていただいた、「浜松市社会福祉協議会北地区センター」主催の「北区ボランティア団体情報交換会」での分科会で、私の活動に関してお話したところ、

「ママ友作りが苦手な方も、えほん文庫にいらっしゃると、気楽にお友達作りができるのは、あなたが痛みを知っているからでしょうね!」と、言っていただき、

小学校の高学年から友達作りが上手くできなくなって、悩んで悩んできたことが、人の役に立つ原動力になっていたことを、あらためて認識することができました!

えほん文庫には、なぜか??心優しい方が集まっていらっしゃいます!

先日も、何回かいらっしゃった方が、「どうしてここには、いい人ばかりが集まってくるのかしら?」と、つぶやきました。

私も、不思議なのですが、えほん文庫にはそんな力があるのかもしれません。

初めていらした方が、「やっと来られました!」と嬉しそうにおっしゃったのも印象的です。

初めて出かけるのは、ちょっと勇気がいりますよね!

でも、大丈夫ですから ”踏み出す一歩!” ちょっとだけ頑張っていらしてくださいね!

お待ちしております(*^_^*)

☆写真は、ただ今、豊橋の
第3回「笑顔の天使たち」作品写真展 
(静岡ダウン症児の将来を考える会浜松支部「笑顔の天使たち」作品写真展 実行委員会)

ごうちゃんと私を描いてくださったKEIKO先生の作品です!

お友達で、貼り絵作家の なかやゆかりさんが主宰されている
「ちいさなからし種工房」「ギャラリー種」にて、

3月20日~4月7日の午前10時から17時(日・月曜日定休)





たくさんの可愛い宝物の写真と、家族からのメッセージ・・・

そして、大きくなった子供たちの作品の数々・・・

お近くの方、ぜひお出掛けくださいませ



私の心を解放し、背中を押してくれたのは、ごうちゃんです



 


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