見えない”ことづけ”

浜松市ダウン症の息子と絵本のある家庭文庫で子育て支援|えほん文庫|大村ゆみ

2015年12月30日 18:38

今年10月に中日新聞の日曜インタビュー「ことづて」の欄で、

私のえほん文庫での活動について取り上げていただきましたが、

実は、このタイトルを見て驚いたことがありました!


私が大好きな工藤直子さんの詩「あいたくて」の中のキーワードが「ことづけ」なんです!



※「ことづて(言伝)と、「ことづけ(こと付け)」は、少し意味合いが違うらしく、

ことづては、言葉(メッセージ)のみを伝えること、に比べて、

こと付けは、言葉プラスα(想い)を伝えることのようです。



私は独身時代が長かったので、、、

なかなか伴侶となる人と出逢わないことに焦ったり、気落ちしたりする日々の中、

私を支えてくれた詩でもありました!


「だれかにあいたくて なにかにあいたくて 生まれてきた~」で始まる詩の

終盤で、

「それでも 見えない ことづけを にぎりしめている気がするから 

だから あいたくて」と結ばれる この詩は、

私の宝物なんです!



えほん文庫の8周年記念イベントでも読ませていただきましたが


私は、にぎりしめていた ことづけを

誰かに、手渡せたのだろうか?

と、人生50年生きてきて、どうだったのか?

今一度、振り返りたいと思っています。


一昨年は、ダウン症のリーフレットを自主作成して、

そして、今年は、手記を自費出版させていただいたことで、

何か、遺せているとしたら、とても幸せなことだと思います!



先日、えほん文庫のクリスマス会にいらしてくださった多くの親子さんたちに囲まれて過ごした1日を振り返り、

子どもたちに、あたたかい時間の記憶を遺せていたら、いいなあと ふと、思いました!

クリスマス会などのイベントの日でなくても、

普段の貸出日にお立ち寄りいただいた時であったとしても

その時、ママが読んでくれた絵本、その絵本自体を覚えていないとしても、

そのあたたかい時間は、記憶に遺るように思うのです。






我が家が、自宅を新築すると決まった時に、「絵本の貸出をする空間も作りたい!」と思ったのは、

幼稚園の頃に、1度訪ねた、千葉の叔母の家の下駄箱の上に、図書館の本が置かれていて、

近所の子どもたちが借りていく、楽しげな姿を覚えていたことが 大きなきっかけになっています!


えほん文庫に、親子で通っていたお子さんが、

将来、家庭を持った時に、自宅の1室を開放して、

(民間で、個人で出来るボランティア活動の一つのカタチとして)

子育て中のママやお子さんたちに、本の貸出をしている、、、

そのような 微笑ましくあたたかな未来がみえる気がする2015年の年末の本日です!



                        


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tel/fax 053-439-3810  

メール:mail@ehonbunko.jpまで、お願いいたします!



ご連絡いただきたい内容は、

①ママのお名前

②お子様のお名前(ふりがな)と年齢(月齢) ※お子様をお連れになる場合

③ご連絡先お電話番号

④参加希望の講座名・イベント名など


尚、メールを送信後、返信がない場合、届いていない場合もありますので、

24時間以内に連絡がない場合は、再度送信していただきたく、お願い申し上げます!




絵本がたくさんある あたたかい えほん文庫で、お待ちしております(^O^)/








えほん文庫のホームページ(地図案内あり)は→コチラです



〒433-8105 浜松市北区三方原町2160-1
(金指街道沿いの本のアマノ向かい入って2軒め)



☆えほん文庫の隣の2階屋(義母宅)前と、えほん文庫の裏の駐車場にも、停められます♪








絵本の貸出・販売は、毎週金曜日の午前10時~12時です!
  

tel/fax 053-439-3810   メール:mail@ehonbunko.jp








 『うちの子育て はっけよい!ダウン症がなんのその!?』 

~ごうちゃんと共に えほん文庫8年の歩み~ 

大村由実 著/発売元 静岡新聞社 1、000円(税別)





遠くの方には、発送もしていますので、お気軽にお申し付けくださいませ♪




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