考えるチカラを育てるということ♬ダウン症のある次男の成長記録

浜松市ダウン症の息子と絵本のある家庭文庫で子育て支援|えほん文庫|大村ゆみ

2016年12月13日 19:13





我が家の次男は小学3年生で、ダウン症候群という特性がありますが、

今朝は、その息子の成長を感じて、驚くことがありました!


朝の仕度中に、長男が大事にしていた瀬戸物の置物が、落ちて割れてしまった時のことです。

私の不注意なので、申し訳ない気持ちでいっぱいになりながら、

「ごめん!ごめん!」と言いながら、大きな破片を集めて袋に入れようとしていたら、

次男が、黙々と1人で掃除機を出してきて、コンセントをつなぎ、

掃除機のスイッチを入れて、小さな破片を吸い取ってくれたのです!

え~!!っと、目をみはり、家族みんなで驚きました!


私が毎度していることを見ていたから、さっと行動にうつすことができたのだと思いますが、

自分で考えて、行動したことから、「考えるチカラが育まれている」ことに、本当に驚き、成長を感じる出来事となりました♪


知的障がいがあるということは、どういうことなのかなあ???

まだ、50音を全部は覚えきれてないのですが、

心は、着実に成長していて、思いやりの深い子どもに成長しているように感じ、

そのことを、母として誇らしく思います。


来年の春からは、地域の小学校の特別支援学級に転入することになり、

先日、転入願いを書きました。

その用紙に、

「知的クラス」に記しがあるのを見た時に、何とも言えない、切ない気持ちになりました。

(自閉症などの特性のあるお子さんが入っている「情緒クラス」と、

知的な発達がゆっくりなお子さんが入る「知的クラス」の二つがあります。)


知的には、遅れがあるかもしれませんが、

人として大事なことは、9歳なりに学んできて、

着実に成長していることを感じて

嬉しくなった今朝の出来事でした♪




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