10歳直前の決意♫「ぼく、一人で小学校に行きます!」ダウン症のある次男の嬉しい成長♡

浜松市ダウン症の息子と絵本のある家庭文庫で子育て支援|えほん文庫|大村ゆみ

2017年07月22日 07:31




いよいよ梅雨も明けて、今日も暑くなりそうですが、

昨日の朝は、びっくりすることが数々ありました!

まず、小学校に行く前に私が、「今日は(出かけるのが)遅くなっちゃったから、パパに車で途中まで送ってもらおうか?」と

ダウン症のある小学4年生の次男に声をかけたところ、

「ぼく、ひとりで一人で〇〇しょうがっこうに行きます!」というので、びっくりしました!


4月に転入してから、私と一緒に歩いて学校に通っている息子が、

いつの間にか、つないでいた手を離し、私の一歩前を歩くことも多くなっていたこの頃、

ついに、「一人で行きたい!」という日が来たんだ!!との感慨にしばし浸りました。


そして、本当に、一人で歩き出した息子の背中が頼もしく、輝いて見えました。

私は、3、40メートル後ろを、見守りながら、歩いていきましたが、

信号機のある交差点では、どうするだろうか?と心配になってきたところで、

振り返り、私を手招きしたので、急いで息子に追い付いて、そこからは、一緒に小学校に向かいました。


一人で歩いたのは、ほんの50メートルくらいでしたが、

息子にとって、大きな、大きな経験となり、自信になったように感じました。


そして、学校近くで毎朝、出迎えてくれている校長先生の近くまでくると、

「ぼく、あいさつします!」と、私に小声で言ったんです!


この3カ月、恥ずかしそうに、下を向いてしまって、一度も挨拶が出来なかった息子の決断!

でも、出来るかなあ?と、疑問に思っていたところで、

「おはようございます!」と本当に言いました(^^)/


勇気を出して言ったことに驚き、私と息子は、

「やったね☆」と言って、ハイタッチ♫


その後、靴箱のところで、「(見送りは)ここでいいかな?」と聞いてみたら、

「いいよ!」と言うので、タッチして見送りました!

いつもは、教室まで行っていたので、そのことも驚きでした。


10歳神話ってあるよ~(^^)/と、3~4年前に先輩ママさんにお聞きして、

恥ずかしがり屋で消極的な息子が本当に、劇的な変化を見せる日がくるのかしら?って、

その時には、にわかには信じられなかったのですが、

本当でした!


この日は、夕方になって、帰ってくると、えほん文庫にいらしていた親子さんに、

「ぼく、あいさつします!」と言ってから、名前を名乗りました(^^)/


そして、歌(小学校の校歌)のプレゼントもした息子♫

この日の成長のあらわれの数々に、息子をまぶしく感じた1日となりました!




10年前、生まれたばかりの息子に、ダウン症の疑いがあると言われた夜、

不安と悲しみを孤独に感じて、とめどなく流れる涙に溺れそうになっていた

あの時の私に、伝えたい!

「障害のあるなしなんて関係ないよ!愛情いっぱいで育てれば、それだけでいい。」


次男が導く道の先には何が待っているのかしら?

毎日がワクワクドキドキの日々は、夫と結婚して、3人の子どもたちと共に、家族になれた喜びで満ちています♡


夏休み直前、子どもたちそれぞれの成長につながる夏になる予感♫

私も、精いっぱい、毎日を生きてみたい!と思う2017年の暑い夏です。



えほん文庫主宰の大村由実のプロフィールと、多岐に渡っているえほん文庫の活動とコンセプトについて まとめた記事はこちらです。


                      







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