今年は、我が家の3人の子どものうち、二人が受験生という年に当たり、目まぐるしく、なんだか落ち着かない日々を過ごしています。
その日々の中で、ふいに母になって18年を経て、「育ててきて良かった」と、思える瞬間が訪れました!!
それは、大学受験を控えた長女の面接の練習に付き合っていた時のことでした。
娘が面接用にいろいろな質問を想定して書き出しているノートを見ながら、
「あなたの長所はなんですか?」と面接官役の私が聞いた時のことです。
娘は、
「私の長所は、”人の喜びを、自分の喜びと感じること”です。」と、きっぱりと答えたのです。
それを聞いた私は、「えっ!なんで?!ママと一緒なの?!」と、言うと、
「だって、あなたの娘だから・・・」と、間髪入れずに、きっぱり答えたのです。
えっ?!あっ!?そうなの!?・・・と、戸惑いながらも、
18年育ててきたのは、この瞬間のためだったのかも?!と思えるほどに、嬉しい瞬間になりました!
思えば、、、赤ちゃんの時から、敏感だったために育てにくさを感じながら、(一人目だから、そういうものだとおもいましたが、)
幼稚園の頃から、お友達関係に悩むようになり、小学校高学年から学校に行き渋る日が増え、中学1年の2学期からは不登校に。
高校は、通信制(週5日登校)の学校になんとか頑張って通ってきた娘は、そこで、
娘の良さを認めてくれる先生と出会ったことから、将来の夢を着実に描くようになり、
今、大学受験を目の前にして、その口から出た言葉は、本当に何より嬉しい言葉でした。
不登校になっていた頃は、自分の子育ての何が悪かったのか?
自分を攻める他にはなく、よそのママの子育てと自分との違いはなんだったのか?
自問自答しながら、自分に自信をなくしてきていた私でした。
娘だけでなく、長男、次男も、多分、私のことを長所短所を認めた上で、母として愛してくれていることを感じるこの頃、
私は、結婚して、3人の子育てをさせていただいたことが、どんなに幸せなことだったのかと、
身にしみて感じています。
春には、二人が大きな夢に向かって羽ばたきます!
これからは、私だけでなく、たくさんの方のお力添えをいただきながら、一人の人としての人生を歩んでいくのだと思います。
その人生に実りがたくさんありますように。。。
今度は、私がそのたくましい背中を見ながら、私らしく生きることを精一杯してみようと思います。
「人の喜びを自分の喜びと感じる」・・・というのは、えほん文庫にいらしたママが笑顔に変わっていく過程を数多く見ていく中で、
その都度、とても嬉しく感じているということから、自分の役目として実感していることです。
この10年、ダウン症のある子どもである次男を育てながら、えほん文庫を育んできた家族の一員として、
家族一人ひとりを誇らしく想う2017年の秋です。
♡写真のお花は、今春に、夫のアイディアが認められ数々の賞をいただくことが決まった夜に、
夫が、「ママ、ありがとう!」と、手渡してくれた花束です♪
その時の記事『結婚21年目のキセキ」は、こちらです。
尚、メールを送信後、返信がない場合、届いていない場合もありますので、
24時間以内に連絡がない場合は、再度送信していただきたく、お願い申し上げます!
↓えほん文庫のイベントのご予約状況カレンダーはこちらをご覧ください↓
関連記事