ラジオドキュメント部門「家族の絆」 制作奨励賞受賞☆第65回NHK杯全国高校放送コンテスト☆

浜松市ダウン症の息子と絵本のある家庭文庫で子育て支援|えほん文庫|大村ゆみ

2018年08月03日 23:08






昨年の11月に、私たち家族の取材記事が静岡新聞の夕刊一面に4日間連載になって(記事の全文が読めるサイトはこちら)、それから間もなく、いくつかのメールやお電話をいただいたのですが、

その中の一つが、浜松市立高校の放送部の、生徒さんから「新聞を読んで、感銘を受けた、、、」というお電話で、

「高校生たちに、家族について考えてほしいから、ラシオドキュメント番組制作のための、取材をさせてほしい」とのことでした!



ラジオドキュメント部門で、市立高校さんは、2年前には優勝経験もあり、今回も優勝目指して制作したいとの夢もお聞きして、

一緒に頑張りたい~と思ったのでした。


その後、年が開けて1月から、取材が始まり、何度となく、えほん文庫でインタビューを受けることになりました。

制作班の3人のメンバーさんが一緒のこともあれば、そのうちのお一人での取材の日もありました。

また、えほん文庫の利用者さんへのインタビューや、私の母へのインタビューも撮ったのですが、、、、


実際に使ったのは、編集、構成も考えて、 わたしと、夫と、長女と、次男の音声になりました。


作品が完成して、5月に行った浜松の西部大会では2位になり、

その結果を受けて、また構成から練り直して、再編集して進出した東海大会では、見事優勝を飾ったのでした。


そして、いよいよ全国大会へのキップを手にして、

熱く戦い、全国大会の1日目の準々決勝では、見事、準決勝へ進出!

しかしながら、、大会2日目の準決勝では、決勝進出はならず、制作奨励賞受賞という結果になりました。


私たち家族も、なんだか高校生さんたちと一緒に戦ったような、感覚になり、

暑い夏を、一緒に楽しませていただきました♪


第65回NHK杯全国放送コンテストについて、わかるサイトはこちらです


※アナウンス部門の上位者が、今月行われる夏の甲子園の開会式、閉会式でのアナウンスを担当するようです




ラジオ作品の取材期間は、半年近くあって、、、丁寧に丁寧に、取材を重ねてくださったことに、感謝しています。

長い期間の取材を通して、私は、家族のそれぞれの想いを知ることになり、

それを、ラジオ作品という形に残していただいたことは、

この上ない喜びで、今後の私たち家族の絆が、さらに深まっていくことを感じています。


取材の期間中には、長女、長男の進学による巣立ちもあったので、

私たち家族の状況も大きく変わっていった時期でもありました。


作品の中には、夫と、長女のインタビューも収録されていて、

私も初めて知る、、夫の11年前の次男を授かったばかりの心境も語られ、

ダウン症のあることを告知された私が受け止めきれなかったことで、、心配をかけたことをあらためて知りました。


また、長女の兄弟としての想いや、今後の夢についての話も収録されていて、

私にとっては宝物のような作品になっています。


作品は、著作権がNHKと、市立高校さんにあるとのことですが、

いつか、耳にしていただける機会があったらいいな。。。と思います。


夫へのインタビューで、「家族とは何ですか?」の質問に

「空気みたいなものかな。。。なければ死んじゃう、、、」

「喜びを分かち合い、大変なときはそっと寄り添う」 と答えてくれて、、、

このような家族を持った私は、本当に幸せ者だと、感じました。


娘が、巣立ってから間もなく言ってくれたことも、収録され、

「自分の家族を作りたい!」という心境を語ってくれて、、、

「父と母を見て育ってきて、いろいろあっても、最後は一緒にいる!そういう家族を自分も作りたい♪」と話してくれました。


私たち夫婦の、これまでの子育てには、まだ答えは出ていないけれど、

十分な育て方はできなかったけれど、

「結婚って、家族って、いいな。。。」って、長女が思ってくれたことで、もう子育ては、十二分に成功しているんじゃないかな?


そんなふうに思えたことは、市立高校さんの取材を受けたおかげです♪

このような機会を与えていただけたことに、心から感謝しております。



市立高校さんの許可はいただいていますので、

私の講演会などで、作品を耳にしていただける機会があると嬉しいです。


「家族の絆」。。。我が家は、11年前に生まれた次男にダウン症があるおかげで、強くなっていった絆だと思います。


高校生の長男は、「俺はいい。。。」と、取材は拒否しましたが、

性格の明るさ、ユーモア、機転のきく頭の良さで、私たち家族を支えてくれる存在です。



子どもたち二人は巣立っていますが、家族の絆は、さらに強くなっていると感じて、

これまでの子育てが報われたような想いがしています。


作品の最後に流れるのは、次男の「ママ、ありがとう!」という言葉です。




根気強く、取材にいらしてくださった高校生の皆さんに、感謝しています!

そして、その編集力は、プロですね\(^o^)/




                        


えほん文庫と、スタジオの8月の予定がわかる記事は、こちらです。








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