学校に行くのを辞めたら笑顔が戻ってきました♡ダウン症のある中学生の次男

浜松市ダウン症の息子と絵本のある家庭文庫で子育て支援|えほん文庫|大村ゆみ

2020年08月02日 15:37




【ダウン症のある次男の登校拒否の話】

この春、地域の中学校の支援学級に進学したダウン症のある次男ですが、

緊急事態宣言が発令されている間は、ステイホームしていて、

学校も2週間に1回くらい、短時間での登校だったので、

緩~く、だんだんに学校や先生に慣れていくのかな~♡と、

コロナの感染拡大に怯えながらも、のんびりと考えていた、春でした。


それが、6月から急に毎日登校になり、日に日に学校に行くのを嫌がるようになり、徐々に朝起きることが難しくなっていきました。

7月に入ってからは、夜、なかなか眠れず、夜中の1時、2時になっても「眠れない!」「目を閉じるのが怖い!」など、言い出すように

なっていったのです。


毎朝、それでも、ちょっとでも学校に行かせようと、あの手、この手を使って、車に乗せて、

学校に着けば、あきらめて?なんとか行けるのでは?と、

(騙すようにして)学校の駐車場に駐車すると、

学校だと気づいて、「なんで、学校に来たの?」と、怒るのですが、

それでも、「学校に行かないと、好きな放課後に行く児童ディサービスに行けないよ!」と言うと、

なんとか、しぶしぶでも、車から降りて、教室に行くことが出来ている日々でした。


ところが、7月に入ってからは、その大好きなディサービスも、「学校に行くぐらいなら、行かなくてもいい!」というような

ことを言い出し、これは、私が考えているよりも、深刻な事態なのでは?と、やっと、思い至りました。


そうしているうちに、通っているディサービスさんから、「家庭訪問してお話したい!」というお申し出があり、

7月中旬の土曜日に、いらしてくださいました。

そこで、ディサービスでの様子をお聞きして、びっくりしました!

デイサービスに来ても、笑顔が減って、みんなの輪に入らなくなっている現状をお聞きし、

おしゃべりだったのに、口数も少なくなってしまったことを心配してくれたのです。

それまでは、学校ではお友達が出来なくても、ディサービスでは、気心の知れた仲間がいるので、

普段通りに過ごしているのだとばかり思っていたので、本当にびっくりしました。


そこで、週明けの月曜日に区役所に実情をお話したところ、学校に行かなくても、

ディサービスだけを利用することも出来ることをお聞きして、

さっそく、その日(7月中旬)から、思い切って、学校はお休みして、ディサービスだけの利用にしました。

(利用時間は、学校が終わる時間からになるので、普段は午後からになるのですが、)

そうしたところ、徐々に、息子の笑顔が戻ってきたのです!


学校に無理やり行かせていた時には、

「ママはうそつきだ!」

「ぼくを学校に置いて帰った!」

と、厳しい表情で言っていたのは、本当に、限界だったのだと、

今更ながら、申し訳ないことをしたと感じて胸が痛みます。



学校では、先生方やクラスメイトさんたちも親切に対応してくださったのですが、

ごうきは、負けず嫌い過ぎて、、、勝てない相手とは勝負をしない主義なので、

みんなと自分との差を、感じすぎてしまい、心を開くことが出来なかったのだと思います。


(小学校では、上級生として、小さい子の面倒をよく見て、兄貴分として頑張っていたのですが、

中学に入ったら、自分がお世話される側になってしまい、それを受け入れることが出来なかったのだと思います)


夏休みに入る頃に、学校で行われた面談で、先生とお話して、

来年4月からは、近隣に新設する特別支援学校への転校を希望しました!

同じダウン症のある仲良しのお友達も入学予定なので、

ごうきも、気心の知れたお友達との再会を楽しみにしているようです。


3月までは、家と、デイサービスで、ゆっくり過ごしながら、

息子の心の成長も楽しみに過ごしていこうと思っています。


☆写真は、中学に入学した翌日に、ごうきが作った「お寿司のお弁当」です♪


               


先週の金曜日は、えほん文庫はお休みさせていただきました。

毎週金曜日の貸出時間を楽しみにしてくださっていた親子さんには、大変申し訳ありませんでした。


浜松市内での感染拡大が終息してきたら、今週の金曜日のえほん文庫は再開出来たらと思っています♪




安心して、ママさん、赤ちゃん、お子さんに いらしていただけるような感染予防対策もさらに、気を引き締めて整えたいと思います。

ブログは、記事アップしていきますので、また、読んでいただけたら嬉しいです♡


全国での感染拡大も心配です。

どうぞ、お気をつけて、お過ごしくださいませ♡



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