「葉っぱのフレディお話会」の感想②

浜松市ダウン症の息子と絵本のある家庭文庫で子育て支援|えほん文庫|大村ゆみ

2012年12月03日 05:20

 

おはようございます!

昨日は、朝から、廃品回収(子供会の役員なので)、そして、午後からのお餅つきの準備・開催と、、、夕方まで大忙しでした!

今年度、子供会の役員を初めてさせていただき、役員のお母様方にこんなにお世話になっていたのだと実感させられました!

子どもがいるからこその経験は有難いなあと思わなきゃ!!と自分に言い聞かせています。。。


さて、先日行いました、えほん文庫5周年記念イベント「葉っぱのフレディお話会」で、アンケートをお願いしたところ、ご提出くださった方がたくさんいらっしゃいました!

そのなかで、今日は、ご了解いただいた理恵さんのご感想を紹介させていただきます!


☆「葉っぱのフレディお話会」について

とても大切な時間でした。自分で読むのとはまた違って ななさんの語りにすーっと引き込まれ、

より一層美しくて感動のするお話でした。

ななさんが絵本を訳すのに心がけていることのお話にも涙がこみ上げてきました。

又、ご夫妻の仲睦まじさにも温かみがあり、

あのホールを暖色に色づけて下さっていたと思います。



☆絵本は好きですか?

はずかしいけれど、私は絵本と そういえば親しみがなく きたと思います。

子どもができて「絵本は良い」「一緒に見たり読んだりする姿がすてきだなあ」と

「~あるべき」という頭で絵本に近づいていったように思うのです。


本当に絵本っていいなあと、心から揺さぶられたのは今日、ななさんの朗読をきいていた時。

大人の私も読んでもらってあたたかくなりたい!  そんな気持ちに気づきました。

・・・上手く表現できなくて文章だけが長くなりそうなので、終わりにしますが、

すてきな本をこれからも教えてください。

また、あの時のような心地になりたい、ひたりたいと願います。 

理恵


☆理恵さん、ありがとうございました!

とても素直な心持ちをお書きいただき、うれしく思いました!

実は、私が絵本を好きになったのは、20代の後半・・・語りを始めてから、いろいろな作品を読む中で出会った

わすれられない おくりもの」 (スーザン・バーレイ さく・え 小川仁央 やく) 評論社

が、きっかけでした!

この絵本をどうして手にとったのか覚えていないのですが、、、死について語っている絵本を読み進めていくうちに

死と生について深く考えさせられ、また、心が癒されていくのも感じていました。。。

ちょうど大好きだった祖母が亡くなった直後に手にとったこともあり、絵と文章がダイレクトに心に迫り、

大事な人の死をどう受け止めていいかわからなかった私の心を癒してくれたのです。

その時に、絵本は子どものためのものだけではない!!ということを実感したのでした。

また、いつだったか、、ごうちゃんを授かってから、通院している浜松市発達医療総合福祉センターの本棚で、同じ作者・スーザン・バーレイさんの絵本を見つけました!

わたしのおとうと、へん・・・かなあ」 確か、、、ダウン症のおとうとを持つお姉ちゃんのおはなしだったと思います。

私が「わすれられない おくりもの」を手に取った20年以上前に、ごうちゃんが私のもとに来ることは決まっていたのかなあと、

やはり、本との出会いも、すべて偶然ではなく、必然なのだ!!という思いを深くしました。

理恵さんの感想を読ませていただいて、、、私は、大人のためにも絵本があるということを伝えたかったのだ!という原点を思い出させていただきました!

理恵さん、ありがとうございました!

哲学絵本「葉っぱのフレディ」をテーマにした記念のイベントをしたかったワケは、自分でもはっきりとは わからなかったのですが、、、

そういう経緯があったのだ!と自分でも忘れかけていた大事なことを思い出すことができました!


6年目のえほん文庫は、

今まで以上に、ママたちのための絵本・本を充実させたい!!と思います








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