
1月も気がつけば下旬になっていて、驚きました!
えほん文庫を開いて10年目になり、
様々なご相談をいただく日々を過ごしていますが、
これまでにご相談いただいたことの一つが、
「ダウン症のある子の兄弟が小学校に入学するにあたっての不安がある。。。」とのご相談で、
弟や妹に、ダウン症があることで、同級生にからかわれたり、いじめらたりするのでは?との不安です。
私の経験が、参考になるかわかりませんが、お話していることは、10年前の私の経験です。
うちは、長女が小学2年で、長男が幼稚園年中の時に、3番めの子どもとして、ダウン症のある息子のごうきが誕生しました。
私自身も、なかなかその事実を受け止めることが出来ませんでしたが、
それでも、事実であるなら、正しく理解してほしいと思い、
生後1ヶ月(ダウン症と確定の診断)が過ぎた ある日曜日の夜、
家族が集まっているところで、パパから
絵本「わたしたちのトビアス」 (障害者を理解する本)と、
ダウン症の子どもたち (子どものためのバリアフリーブック―障害を知る本)という本を読んでもらいました。
そして、生まれた赤ちゃんにダウン症という障害があることを告げ、
「ようこそダウン症の赤ちゃん」(日本ダウン症協会編)の巻末に収録されていた
「ようこそダウン症の赤ちゃん」(日本ダウン症協会編)の巻末に収録されていた
「天国の特別な子ども」という詩を読んでもらいました。
(私は、涙が出てしまって読めないと思ったので、すべてパパに読んでもらいました)
この詩は、天国の会議で、この子を育てられる家族として選ばれた。。。というような趣旨の詩です。
その詩を読み終えた時、それが私の大きな転機となった、その時です。
座って聞いていた長女が、やおらすっくと立ち上がって、敬礼して、
天に向かって「かしこまりました!」と言ったのです。
その時が、私も、事実を受け入れて生きようと覚悟を決めた瞬間になりました。
その後、長女、長男のそれぞれの担任の先生に、ダウン症のある赤ちゃんが生まれたことをお話して、
子ども向けにわかりやすく書かれている、我が家の子どもたちにも読んで聞かせた「ダウン症についての本」と、ダウン症の「絵本」をご紹介しました。
小学2年の担任の先生が、その絵本を、学級で読んでくれたことで、とくに、いじめのようなことは、その後、無かったようです。
長女は、今、高校2年になりますが、10年前に、先生が学級で読んでくれたことをしっかりと覚えていて、それが良かったと言っています。
(その本は、私がクラスに贈呈したため、その後、学級文庫に設置してくださっていたようです。)
全く、からかわれたり、いじめがなかったのか?は、疑問ですが、
多分、何か言われたとしても、事実をきちんと親が伝えていたことで、強い気持ちが保てたのでは?と思います。
10年近く経って、、、娘は、ボランティア精神旺盛な人に育っていて、
ごうきのことは誇りに思い、その子を育ててきた自分たち家族についても、誇りに感じているように思います。
私を前向きな気持ちにさせてくれた
「天国の特別な子ども」という詩は、3年前に、私が友人の協力のもと自費制作した「ダウン症のリーフレット」に、
収めさせていただきました。(著作権のある、日本ダウン症協会JDSより、許可をいただいています)
リーフレットは、無料配付していますので、ご自由にお持ちください!
市内の小児科・子育て支援施設などに置かせていただいているので、そのリーフレットを手がかりとして、お問い合わせくださる方も多くいらっしゃいます。
※置かせていただける場所がありましたら、ご紹介いただけたら有り難いです。

遠方の方には、郵送させていただいていますので、お申し出いただけたら嬉しいです。
いつか、近い将来に、
「ダウン症について知ることが出来る絵本を作りたい!」との想いも新たにした、ご相談でした
2017年1月の予定一覧の記事はこちらです♪
2017年2月の予定一覧の記事はこちらです。

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尚、メールを送信後、返信がない場合、届いていない場合もありますので、
24時間以内に連絡がない場合は、再度送信していただきたく、お願い申し上げます!

えほん文庫へのお問い合わせやご相談は、こちらからお願いします↓

お電話でもお問い合わせやご相談を受け付けておりますので、お気軽にどうぞ♪
TEL:053-439-3810
(私は、涙が出てしまって読めないと思ったので、すべてパパに読んでもらいました)
この詩は、天国の会議で、この子を育てられる家族として選ばれた。。。というような趣旨の詩です。
その詩を読み終えた時、それが私の大きな転機となった、その時です。
座って聞いていた長女が、やおらすっくと立ち上がって、敬礼して、
天に向かって「かしこまりました!」と言ったのです。
その時が、私も、事実を受け入れて生きようと覚悟を決めた瞬間になりました。
その後、長女、長男のそれぞれの担任の先生に、ダウン症のある赤ちゃんが生まれたことをお話して、
子ども向けにわかりやすく書かれている、我が家の子どもたちにも読んで聞かせた「ダウン症についての本」と、ダウン症の「絵本」をご紹介しました。
小学2年の担任の先生が、その絵本を、学級で読んでくれたことで、とくに、いじめのようなことは、その後、無かったようです。
長女は、今、高校2年になりますが、10年前に、先生が学級で読んでくれたことをしっかりと覚えていて、それが良かったと言っています。
(その本は、私がクラスに贈呈したため、その後、学級文庫に設置してくださっていたようです。)
全く、からかわれたり、いじめがなかったのか?は、疑問ですが、
多分、何か言われたとしても、事実をきちんと親が伝えていたことで、強い気持ちが保てたのでは?と思います。
10年近く経って、、、娘は、ボランティア精神旺盛な人に育っていて、
ごうきのことは誇りに思い、その子を育ててきた自分たち家族についても、誇りに感じているように思います。
私を前向きな気持ちにさせてくれた
「天国の特別な子ども」という詩は、3年前に、私が友人の協力のもと自費制作した「ダウン症のリーフレット」に、
収めさせていただきました。(著作権のある、日本ダウン症協会JDSより、許可をいただいています)
リーフレットは、無料配付していますので、ご自由にお持ちください!
市内の小児科・子育て支援施設などに置かせていただいているので、そのリーフレットを手がかりとして、お問い合わせくださる方も多くいらっしゃいます。
※置かせていただける場所がありましたら、ご紹介いただけたら有り難いです。

遠方の方には、郵送させていただいていますので、お申し出いただけたら嬉しいです。

いつか、近い将来に、
「ダウン症について知ることが出来る絵本を作りたい!」との想いも新たにした、ご相談でした

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