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赤ちゃんにダウン症の疑いがある・・・と告知を受けたママさんへ~2007年8月の私へ~

2016年03月16日

ダウン症のある赤ちゃんを授かったママさんへ、そして、自分に向けても書きたかった想いを、綴りました。


「9年前、2007年8月に出産した私へ

そして、赤ちゃんにダウン症の疑いがある・・・と告知を受けたばかりのママさんへ」


赤ちゃんにダウン症の疑いがある・・・と告知を受けたママさんへ~2007年8月の私へ~


ご出産おめでとうございます!

可愛い赤ちゃんですね!!


生まれたばかりの赤ちゃんに、ダウン症の疑いがあると。。。と、医師に告げられた時、

どんなにショックで、どんなに哀しく、苦しい想いになったのか?


この経験は、あなた一人ではないのです!

同じ経験をしたママたちが、世界中にたくさん、たくさんいるのです!

決して、あなただけではありません!


10か月、お腹の中で、大切に育んできた かけがえのない命。


今、ダウン症の疑いがあることを告げられ、困惑されているかもしれませんが、

その赤ちゃんを、愛情いっぱいに育てることによって、

あなたの家族の一員として、その魂が光り輝く日は、

もう すぐそこにあるんです!


すぐには信じられないかもしれません!

でも、本当なんです!

私も、信じられなかった一人だから、わかるのです!


どうか、信じてください!

未来が明るいものであることを!

その可愛い赤ちゃんを中心に、笑顔いっぱいの日々がくることを、

どうか信じてください!


     花     花     花     花     花



2007年8月、我が家の3番目の子どもとして生まれた、息子ごうきは、

8歳の今、我が家になくてはならない存在で、家族一人一人の未来を照らす光です。

家族がそれぞれに、ごうきからチカラをもらって、

未来に向かって一歩ずつ歩むことが出来ている今だからわかること。

それは、「赤ちゃんがダウン症という障がいを持って生まれたことは、悲劇ではないということです!」

悲劇になるのは、迎える家族が、そのままの赤ちゃんを

受け入れることができなかった場合に起こることだと思います。

そういう私も、事実を受け入れきれているわけではありません。

この8年以上の日々、気持ちは揺れ動きながらも、

ごうきを そのままのごうきとして受け止めることはできるようになってきました。

いくつになっても、「もし、ダウン症でなかったとしたら?どんな子だったんだろう?」という、

どうにもならない問いかけは、エンドレスで続いている一方で、

事実を受け止め、今日も顔をあげて歩いていきたいと願う気持ちは、確かなものです!




総合病院で帝王切開で出産した4日目に、病室に訪ねてきた小児科の医師が

「昨日、赤ちゃんを診察した医師です。僕は、今日、当直だから、何時になっても構わないので、ご主人と一緒に、赤ちゃんのいる部屋にいらしてください!」と、声を掛けられました!

多くは語らない、その表情や口調から、

これは、重大な事なんだと感じて、

大きな不安に押しつぶされそうになり、涙が止まらなくなった私。

あのとき、そっと寄り添ってくれる方がいらしたら、、、

そして、何か希望が持てる手がかりを提示していただくことが出来たなら、、、

と思います!

衝動的に、赤ちゃんと2人で遠いところに行きたい!と考えた時に、

その想いをとどまらせてくれたのは、長女、長男の存在と、夫の支え、両親の支えがあったからです。

私は、悲嘆に暮れる日々をなんとか持ちこたえ、踏ん張ることが出来たけれど、

もしかしたら、ちょっとしたはずみで、大きな過ちを犯していたかもしれません。

それは、本当に紙一重だったように思います。

だから、あの時の私が欲しかった希望の持てる手がかりとなるように、

ダウン症のリーフレット「天使からの贈り物~ダウン症のある赤ちゃんを授かって~」を、2014年1月に作成しました!

友人たちの協力によって完成した、小さなリーフレットは、5000部自費制作、その後、さらに5000部の増刷をして、多くの方に読んでいただくことになりました。

設置してくださった病院があるため、このリーフレットを片手に握りしめて、訪ねてきてくださった方も、この2年の間に多くいらっしゃいます!

出産した当時の心境は、 「天使からの贈り物 ごうちゃんを授かって ダウン症って何?№1」 ~№8に綴り、その後、昨年11月には、手記「うちの子育て はっけよい!ダウン症がなんのその!?」として、まとめて、自費出版いたしました!



赤ちゃんにダウン症の疑いがある・・・と告知を受けたママさんへ~2007年8月の私へ~




リーフレット「天使からの贈り物~ダウン症のある赤ちゃんを授かって~」は、1部から無料で発送させていただいていますので、えほん文庫 (浜松市北区三方原町)まで、お気軽にお申し出くださいませ♪



また、設置ご協力いただける病院・施設などをご紹介いただけると、有難いです!

浜松市内の子育て支援ひろばや、いくつかの小児科などに設置しています!




ダウン症に関係する方だけでなく、多くの方々に読んでいただき、、、ダウン症に対する理解を深めていただく機会になればと、願っていますハート



制作にご協力くださったマザーリングラボさんのホームページで、このリーフレットの中身をご覧いただけるようになっています! →☆☆☆こちらです!「天使からの贈り物」PDFをご自由にダウンロードしてくださいませ(*'▽') 裏表印刷で、三つ折りしていただくと、リーフレットの完成ですラブ



     花     花     花     花     花


先日、偶然にはじめてお会いした新聞記者さんから、「これまでの記事を読んでいます。

今まで障がいのある人たちや ご家族に、どう接していいのか?わからなかったのですが、

大村さんの取材の記事を読んで、教えていただくことができました!ありがとうございました!」と言われて、本当に、嬉しく思いました。

私の障がいについての考え方は、障がいを特別視することではなく、その人の特性としてとらえるというものです。

人それぞれに、得意不得意があるように、障がいもそのような特性の一つだととらえたら、いいのではないか?との想いです。

とは言っても、なかなかそのように受け入れることは大変なことですが、、、。


そして、手記にも書きましたが、福児(ふくご)という考え方が、私を救ってくれました!

昔から、(障がいなどのある子のことを)福児と言って、その子を育てることで家族が一致団結し、家が繁栄するのだそうです!

それは、私がダウン症の告知からまもなく相談した先輩ママが手渡してくれた

「ようこそダウン症の赤ちゃん」(JDS日本ダウン症協会編・三省堂出版)の中の作文に書かれていたことでした。

まだ、1か月の赤ちゃんだった ごうきを抱きながら、

「にわかには信じられないけれど、本当かもしれない!」と、その言葉にすがるような思いだったかもしれませんが、

「信じてみよう!」と、うつむいていた心を少し前に向かわせるチカラになったのでした。


赤ちゃんにダウン症の疑いがある・・・と告知を受けたママさんへ~2007年8月の私へ~


そして、8年以上が経った今、ごうきは我が家にとって福児であることは、間違いのない事実となりました。

家はまだ、金銭的には繁栄してはいないのですが汗

家族の心の豊かさをもたらしてくれたことは、間違いのない事実です。


そして、これからの未来も、ごうきと共に、日々を生きていくことが私たち家族の幸せだと感じています。

今、ダウン症のある赤ちゃんを授かって、戸惑っているご家族の方々に、仲間のママの一人としての、このメッセージが届くことを祈っています。

※私の主観で綴ったものですので、参考にしていただけたら有難いです。

長文を読んでいただき、ありがとうございました!




☆明日3月17日(木)の午前11時~13時に、えほん文庫では、「ダウン症のある赤ちゃん会」を開催します!

毎月第3木曜日の午前10時から開催している会ですが、明日は、時間変更していますので、ご注意ください!



ダウン症のある赤ちゃんのママが集って、緩く交流する会です!

明日は、初参加のママさんもいらっしゃる予定です。

赤ちゃんが、入院中のママさんもいらっしゃいますので、ママだけのご参加も大丈夫です。

どうぞ、お気軽にお申込みの上、いらしてくださいね(^_-)-☆

仲間のママと共にお待ちしております♪

 

集い・講座・イベントのお申込みはこちらから.jpg



尚、メールを送信後、返信がない場合、届いていない場合もありますので、

24時間以内に連絡がない場合は、再度送信していただきたく、お願い申し上げます!








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