昨日は、ダウン症のある小学4年の次男の参観会があり、ちょうど代休で高校がお休みだった長女と一緒に出掛けて来ました。


この日は、みんなの前でクイズを出すことになっていたのですが、練習では、恥ずかしがって、一度も出来てない。。。と、聞いていました。


そのため、本番はどうなることかと思い、多分、大勢の前での発表は難しいだろう。。。と思ったのですが、

もしかしたら、このところの成長に目を見張ることが多いから、

本番、できちゃうかも？と思ったり、、、私の方がドキドキしていました。


そして、順番が来て、マイクを向けられたら、、、

なんと！ちゃんと！クイズを出題して、、、それから答えの発表もできたんです！

これには、担任の先生も驚き、嬉しさを隠せない様子で、

「みなさん、聞いてください！ごうきさんは、これまでの練習では一度もできなかったのですが、

この本番で、初めて発表できました！拍手をお願いします！」とおっしゃって、

たくさんの拍手を息子のためにいただきました！


娘と一緒に、この嬉しい瞬間に立ち会うことができて、本当に嬉しく思いました。


そして、何より驚いたことは、

この日、児童デイサービスに寄ってから帰宅した次男が

ピシっと、「気を付け」の姿勢になって


「ママ、ありがとうございました！」　と言って、

深々とお辞儀をしたことです！


えっ？！と一瞬目を疑う出来事でしたが、

何とも言えない喜びが湧いてきて、暑い中、一緒に行ってくれた「お姉ちゃんにも言ってね！」と言うと、

長女のところに駆け寄って、同じように挨拶をきちんとしていました。

「参観会に来てくれてありがとう！応援してくれて、ありがとう！練習に付き合ってくれて、ありがとう！」

なのかな？？？「ありがとうございました！」に含まれている　たくさんの想いを想像しながら受け取ったその言葉は、

私にとって、大きな花束のように感じられました。


10年前に、生まれたばかりの我が子にダウン症の疑いがあると言われた時に、

この瞬間が来ることなんて、想像することは出来ませんでした。

心優しい人に育ってきたことは、母親の私だけではない、多くの方が関わってくださって、

育ててくださったのだと、、、感謝の気持ちでいっぱいになりました。

このところ見せてくれる成長の数々を、これからも見逃さずにいたい。。。と思う2017年の秋です。




　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　


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