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「ぼく、ひとりで行く!」~学校への登校の話~ダウン症のある次男の成長♪

2018年02月25日

「ぼく、ひとりで行く!」~学校への登校の話~ダウン症のある次男の成長♪


このところの、次男(ダウン症がある小学4年生)の成長には、目を見張るばかりです。

特に、目に見える成長を感じるのは、、、朝の登校時のことです。


実は、1月末に区役所で手続き(放課後児童ディサービスの利用継続のため)があって、次男と共に出向いた時に、

担当された職員さんから言われた言葉にショックを受けました!


それは、次男についての聞き取り調査、日常生活のあれこれの質問の中で、「登下校には付き添いますか?」という質問を受けたので、

当然のごとく「付き添っています!」と、答えたところ、

目を丸くされて、「何故ですか?」と、言われました。

その反応に、驚いたのは、私でした。


登下校に付き添うのは、当然だと思っていたからです。

ダウン症だから、、、障害があるから、、、一人で登校するなんて、考えたことがなかったのは、

母親である私自身だということに、あらためて気づかされ、

ハッとする想いになりました。



それで、「えっ!普通は一人で登校するんですか?」と聞くと、「そうですねえ。。。」とおっしゃって、納得出来ない様子びっくり

私は焦ってしまい、とにかく、その場をしのごうと、「(今年度)4年生の4月に転校したので、、、」と言うと、

「ああ、だからなんですね~!わかりました!」とやっと納得していただけました。

でも、私の中では、職員さんが、次男のごうきを目の前にしていて、、、ダウン症だと知っていての発言なので、

もしかしたら、私が一緒に学校に行きたい想いが、ごうきの自立を妨げていたのかも?と思い当たり、

自分の思い込みだったのか?!と、気持ちが落ち込みました。


そこで、自宅に帰って、家族に話したら、、、家族も私と同じように職員さんの反応に驚いたのですが、、、

そういえば、先輩のダウン症のお子さんが一人で登下校する姿をお見かけしたことがあったので、

もしかしたら、もしかしたら、、、やれば出来るのか?!という気持ちになりました。


ごうきは、4月の転校直後は、私の手をひっぱって、クラスの中まで入れてくれていたのですが、

だんだんに、教室の前で「バイバイ」するようになり、

次の段階は、2階に上がる階段の手前で「バイバイ」するようになっていたので、

2月に入ってからは、繋いでいる手を軽めにして、いつでも離せるよう,,私も心の準備をするようになりました。


そして、遂にその日がやってきました。

前日は、下駄箱の靴を脱ぐ直前のところから、一人で行けるようになっていたのですが、

その日は、校門に入る直前にピタッと止まって、「ぼく、ひとりで行く!」と言ったんです!

その自信に満ちて一人で歩いて校舎に向かう後ろ姿を見送りながら、

子離れする時が来たことを感じました!


それから、日々、バイバイ出来る場所は学校から遠ざかっています!

それでも、何が起こるかわからないので、そおっと、後ろからついていってクラスに入って、お支度を始めるところまで見届けていますが、

特に、困ることはないらしく、その自信に満ちた足取りに、安堵するこの頃です。


10歳になってからの、成長には、本当に目を見張るばかりで、

親の私の気持ちのほうが、ついていけてないことを反省しています。

4月からは、小学校も高学年になります。

どんな飛躍を見せてくれるのかしら?

ワクワク、ドキドキしながら、子育て、、、というより、人育てかな~

一緒に成長していきたいと思う2018年の春間近です(*^^*)


☆最初の写真は、昨日の私の誕生日に、得意な歌や踊りを披露して盛り上げてくれた時のものです♪

こんなに幸せなママにしてもらって、有り難い人生を歩ませてもらっています(*^^*)






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Posted by 浜松市ダウン症の息子と絵本のある家庭文庫で子育て支援|えほん文庫|大村ゆみ at 10:58│Comments(0)ダウン症のごうちゃん
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