
今月1日に、浜松医科大学医学部医学科一年生の4名の方が、取材にいらっしゃいました♪
取材の趣旨は、「医療人類学」という講義の一環として、
「地域社会の中にある病や健康に対する多様な活動に関して理解を深めることで
将来医師や看護師になった際に活かそう」というものだそうです。
今回は、4月に私が医大の講義で、障害のある子にもない子にも利用してもらえる交流の場として
「えほん文庫」を運営しているとお話ししたことで、より深くどういった活動をして、
何を大切にしていらっしゃるのかなどを取材したいとのお申し出があり、4名の学生さんたちとお話させていただきました。
まずは、毎年、中学生さんに総合学習(校外活動)でお話ししている内容で、
「えほん文庫を始めたワケ」をお話ししたあと、質問をうけながら親しくお話しさせていただきました。
一番大切にしていることは?という問いが難しかったのですが、、、
無理することなく心に寄り添うことでしょうか?その場では、答えが見いだせなくて、答えられなかったのですが。
子育てに悩んでいるママさんが、勇気を出して「えほん文庫」にいらしてくださって、心を開いてお話しいただくことで、
帰りには笑顔になってくれることが嬉しくて、16年間続けてきました。
地域で、子育てを支援する場も増えましたが、個人が家庭で開いているという、今では珍しくなってしまった「家庭文庫」が
ママたちの心に寄り添い元気づけられる場になっていればと思っています。
医大では、毎年、ダウン症のある子どもの母親としての想いをお話しする授業をしていますが、
その授業を聞いてくれた学生さんが興味を持って訪ねてきてくれたことは初めての経験でした。
授業で話したことが心に残ってくれたのだと、とても嬉しく思いました。
4名の学生さんが、将来、医療従事者になられたときに、今日の日のことを思い出してもらえたらと思います。
暑い中、いらしてくださって、ありがとうございました(^^)/
♡ダウン症少年画家ごうきの個展が間近に迫っていた日程だったので、ごうきの作品の数々も見ていただきました(^^)/

<ごうきの絵の活動・今後の予定>
2023年9月 愛媛県庁のカフェにて1ヵ月展に出品
2023年11月 聖隷クリストファー大学 「みんなのアート展」に出品
2024年8月 3回目の個展 開催予定
問い合わせ:えほん文庫主宰 大村由実 メールmail@ehonbunko.jp
個展のニュース動画⇒https://www.tv-sdt.co.jp/news/news112x4lyt5rsibdws8kv?fbclid=IwAR2wiWxgX0w-eQzrGK-bmX1MEDfHZcD3WM-P9oP9PDzqSAnYkpso0Q7Fhmo#google_vignette
毎日新聞ネットニュース⇒https://mainichi.jp/articles/20230803/k00/00m/040/339000c