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1本の映画「家族の成長の物語」を見ているようでした♪聖隷クリストファー大学助産学専攻科で6年目の授業♪

2020年10月22日

今回で6回目になりますが、聖隷クリストファー大学の、

助産学専攻科の遺伝看護の授業で、ダウン症のある子どもの母親として、80分間の講義をさせていただきました。


1本の映画「家族の成長の物語」を見ているようでした♪聖隷クリストファー大学助産学専攻科で6年目の授業♪


※この写真は、6年前の初の授業の前に緊張している私です。



こちらの大学でゲストスピーチをさせていただくことになったきっかけは、

6年ほど前に、親愛なる方のご紹介で、えほん文庫にいらしてくださった聖隷クリストファー大学の教授の方に、

私の夢を語ったことでした。

「医療従事者になる学生さんに、私の体験を語りたい」という夢は、

他の大学の医師の先生に相談して、検討していただいたこともありましたが、

結局は、「難しい・・・」と言われ、残念に思っていたことでした。

(多分、いろいろな考え方の医師の先生がいらして、企画できないのかな?と思います)


ところが、聖隷クリストファー大学では、すぐに看護の先生につないでくださって、翌月くらいには、実現することが出来て、

その後、毎年1回、遺伝看護の授業で、ゲストとしてスピーチをさせていただくことが出来ています。



私がゲストで行くまでは、当事者である親御さんの話を直接に聞く機会はなく、

ビデオや本を使っての、机上での勉強のみだったとのことです。



こちらの大学だけのことではないと思いますが、、、だからでしょうか?

13年前に、私が出産した病院では、出産4日目に「ダウン症の疑い」を告知された直後から、退院するまで、

どなたも、寄り添ってくれる医療従事者の方はなく、、、赤ちゃんの誕生で賑やかで幸せに満ちたような産科病棟で

一人、孤独を感じました。。。



生まれた赤ちゃんのことで不安に思っているママを避けるような、病院ばかりではないはずですが、、、

今後は、助産師さんになる学生さんだけでなく、看護師さん、保健師さん、

そして、実際に告知することになるドクター、医学生さんたちに、お話しする機会をいただけたらと

夢見ています。お声掛けいただければ、浜松市内だけでなく、出かけて行ってお話する機会がいただけたら有り難いです。


※昨年の私のブログ記事を見てくださった、浜松医大の先生のおかげで、

今年4月には、浜松医大の1年生190名の学生さん(医師になる方と、看護師になる方)に授業をさせていただきました!(今年はオンライン授業でした)

来年も~と、打診いただいていますので、

これから、長く、このような機会をいただけるようにと願っています♪





私は、告知の場面での医師や、看護師、助産師さんに注文をつける為ではなく、

母親としての立場から、どう感じるのか?

<医療従事者が発する言葉や態度の重みについて>、

そして、逆を言えば、<医療従事者さんがどれほど頼りにされる存在か!>ということを、

学生さんたちに知ってもらいたい、考えてもらいたいという想いで、お話ししています。


(私の体験談は、一人のものですが、えほん文庫で見聞きしたことも交えてお話させていただいています。



今回の講義でも、一昨年の夏に、浜松市立高校の放送部さんが、

我が家の家族を取材して作成してくださって、全国大会に出場することになった

ラジオドキュメンタリー番組 「家族の絆」
を最初にお聞きいただきました。

制作奨励賞を受賞した作品で、我が家のパパと長女の声、ダウン症のある次男のごうきの声も収録してあるので、

学生さんたちに、イメージしてもらいやすいかな?と、思って、お聞きいただきました。


そして、その後は、現在中学1年生になっている次男の妊娠中~誕生、ダウン症の告知の場面での話、

障害があることを受け入れることが出来る、きっかけになった出来事などなどを順を追って

お話しさせていただき、それと同時進行で活動してきた「えほん文庫」の取り組みについて触れさせていただき、

最後には、ごうきの成長記のスライドショーを、ご覧いただきました。

夫と、長女が作ってくれたスライドショーは5分くらいです。




聖隷クリストファー大学の助産学専攻科で授業をさせていただくのは6回目になりますが、

来春には助産師さんになる学生さん達に、

出産して、ダウン症の告知を受けてからの、この13年間の道のりを、聞いていただいて、大変、嬉しく

このような機会を与えていただけていることに、あらためて、感謝する気持ちでいっぱいになりました!




いつもながら、最後に、学生さんたちへ送ったメッセージは、

「知ってほしい!ダウン症のある赤ちゃんとの暮らし」です♫


まずは、とにかく、知ってほしいんです!

告知の場面に立ち会い、ママに寄り添っていただくことになる助産師さんには、

ダウン症のある赤ちゃん、お子さんを育てている現実を見てほしいんです!

知っているのと、知らないのとでは、大違いだと思うのです!

どうか、学生さんたちにも えほん文庫に気軽に来ていただいて、

いろいろな親子さん達と交流していただけたら、、、と願って、お話してきました♪




ダウン症のある方でいろいろな分野で才能を発揮している方がいらっしゃるので、

うちの息子にも何か得意なものがあるはず!!

それを見つけてあげられるのは、親しかいない!

などと、自分を追いつめて考えた時期もあったのですが、

特に何か得意なことがなくても、好きなことが見つかればいいんじゃないかな。。。と

この頃は、思えるようになりました。



今回も、未来の助産師さんに、感想を書いていただき、コピーをいただきました!



ほとんどの多くの学生さんたちが、ダウン症のある子どもの親から話を聞いたのは初めてだったと書かれていました!

また、ダウン症の方との関わりがあっても、母親が告知された場面のことなど、詳しく知ることがなかったので、

話しを聞くことが出来て、良かった、、、と、書いていただき、こちらこそ、有り難い時間だったと思いました。



また、ダウン症に対する想いが、授業を聞いたことで、かなり変わったと、書いてくださった方も多くありました!

これから、ダウン症について、もっと知りたいと思っていただける きっかけになったことが嬉しいです!


医療関係者が発する言葉の重みについて、深く考えさせられた、、、と書かれた方も多くいらっしゃって、、、

助産師として、出産したばかりのママと関わる場面がきっとあると思いますが、

その時に、ふと、この日の授業のことを、思い出していただけたら幸いです。





ごうきを、私が授かった意味を探りながら、、、私の生きる意味を実感させていただく日になりました!

自分の体験を語る機会は、なかなか与えていただけるものではないので、本当に、有り難い時間でした。

お世話してくださった先生、聞いてくださった学生さん、ありがとうございました!

帰り際には、「来年もお願いできますか?」と、嬉しい打診もいただき、嬉しく思いました♪

私で役に立つのであれば、ぜひ、続けさせていただきたいと思っています♡

また、今回の感想の中に、1本の映画「家族の成長の物語」を見ているようでした♪と、

感想を書いてくださった学生さんもいらして、なんだか、と~っても嬉しく思いました♪

次男を授かって13年、そして、家族それぞれが、自分の道を歩んでいることから、

これから、どんな展開になっていくのか?とても楽しみに思えています♡

ダウン症という障害のある子を授かったことから、新たに始まった私たち家族の物語。。。

丁寧に毎日を暮らしていくことを積み重ねながら、それぞれの夢が叶うようにと願っています。




今後、医療従事者になる学生さんをはじめ、いろいろな方々に、お話をさせていただく機会が増えることを願っています。


チャンスがあれば、ごうきと、長女も一緒に出掛けて、お話ししたいと思いますので、お気軽にお声掛けいただけたら嬉しいです♪


※21歳になった長女は、各地で、「きょうだいの話」のご依頼を受けて、お話ししています♪

ダウン症のある弟と共に歩んできた道のりを、お話しさせていただきますので、こちらも、お声かけいただければ幸いです♡

長女が弟のことを語るお話会をしたことを書いた記事はこちらです♪




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1本の映画「家族の成長の物語」を見ているようでした♪聖隷クリストファー大学助産学専攻科で6年目の授業♪


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Posted by 浜松市ダウン症の息子と絵本のある家庭文庫で子育て支援|えほん文庫|大村ゆみ at 18:06│Comments(0)ダウン症のごうちゃん
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