今月、今回で9回目になりますが、聖隷クリストファー大学の、
助産学専攻科の遺伝看護の授業で、ダウン症のある子どもの母親として、80分間の講義をさせていただくことになりました。
こちらの大学でゲストスピーチをさせていただくことになったきっかけは、
9年ほど前に、親愛なる方のご紹介で、えほん文庫にいらしてくださった聖隷クリストファー大学の教授の方に、
私の夢を語ったことでした。
「医療従事者になる学生さんに、私の体験を語りたい」という夢は、
他の大学の医師の先生に相談して、検討していただいたこともありましたが、
結局は、「難しい・・・」と言われ、残念に思っていたことでした。
(多分、いろいろな考え方の医師の先生がいらして、企画できないのかな?と思います)
ところが、聖隷クリストファー大学では、すぐに看護の先生につないでくださって、翌月くらいには、実現することが出来て、
その後、毎年1回、遺伝看護の授業で、ゲストとしてスピーチをさせていただくことが出来ています。
私がゲストで行くまでは、当事者である親御さんの話を直接に聞く機会はなく、
ビデオや本を使っての、机上での勉強のみだったとのことです。
こちらの大学だけのことではないと思いますが、、、だからでしょうか?
16年前に、私が出産した病院では、出産4日目に「ダウン症の疑い」を告知された直後から、退院するまで、
どなたも、寄り添ってくれる医療従事者の方はなく、、、赤ちゃんの誕生で賑やかで幸せに満ちたような産科病棟で
一人、孤独を感じました。。。
生まれた赤ちゃんのことで不安に思っているママを避けるような、病院ばかりではないはずですが、、、
今後は、助産師さんになる学生さんだけでなく、看護師さん、保健師さん、
そして、実際に告知することになるドクター、医学生さんたちに、お話しする機会をいただけたらと
夢見ています。お声掛けいただければ、浜松市内だけでなく、出かけて行ってお話する機会がいただけたら有り難いです。
※4年前の私のブログ記事を見てくださった、浜松医大の先生のおかげで、
4年前の4月からは、浜松医大の1年生190名の学生さん(医師になる方と、看護師になる方)に授業をさせていただいています!
最初の年は、オンライン授業、 翌年からは、2つの教室に分けて(1つの教室にはオンラインでつないで)授業を見ていただいています♪
今年からは、一つの教室で、お話ししています。
これから、長く、このような機会をいただけるようにと願っています♪
私は、告知の場面での医師や、看護師、助産師さんに注文をつける為ではなく、
母親としての立場から、どう感じるのか?
<医療従事者が発する言葉や態度の重みについて>、
そして、逆を言えば、<医療従事者さんがどれほど頼りにされる存在か!>ということを、
学生さんたちに知ってもらいたい、考えてもらいたいという想いで、お話ししています。
(私の体験談は、一人のものですが、えほん文庫で見聞きしたことも交えてお話させていただいています。
現在高等部1年生になっている次男の妊娠中~誕生、ダウン症の告知の場面での話、
障害があることを受け入れることが出来る、きっかけになった出来事などなどを順を追って
お話しさせていただき、それと同時進行で活動してきた「えほん文庫」の取り組みについて触れさせていただき、
最後には、ごうきの成長記のスライドショーを、ご覧いただく予定です。
次男を授かって16年、そして、家族それぞれが、自分の道を歩んでいることから、
これから、どんな展開になっていくのか?とても楽しみに思えています♡
ダウン症という障害のある子を授かったことから、新たに始まった私たち家族の物語。。。
丁寧に毎日を暮らしていくことを積み重ねながら、それぞれの夢が叶うようにと願っています。
今後、医療従事者になる学生さんをはじめ、いろいろな方々に、お話をさせていただく機会が増えることを願っています。
チャンスがあれば、ごうきと一緒に出掛けて、お話ししたいと思いますので、お気軽にお声掛けいただけたら嬉しいです♪
ごうきの絵を持っていって原画を見ていただく機会にも出来たら嬉しいです。








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『うちの子育て はっけよい!ダウン症がなんのその!?』
~ごうちゃんと共に えほん文庫8年の歩み~
大村由実 著/ 発売元 静岡新聞社 1、000円(税別)
7年前の11月に完成した手記「うちの子育てはっけよい!ダウン症がなんのその!?」~ごうちゃんと共に~えほん文庫8年のあゆみ

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