数年前から、えほん文庫には、お子さまを亡くされたママが、

訪ねていらっしゃることがありました。


えほん文庫での、はじめての出逢いは、

ダウン症のある赤ちゃんのママが、

「4か月の赤ちゃんが手術して入院中なので、一人で来ました」と、おっしゃられて

「経過観察中で、もうすぐ退院なんです」と、体調が安定している様子にホッとしながら、これからのことを色々お話したママさんでした。

その後、1か月くらい経った頃に、今度は赤ちゃんと一緒にいらっしゃると思っていた私は、

一人でいらしたママを不思議に思いながらも、えほん文庫でお話を始めた時のことでした。

小さなアルバムを取り出して、見せて下さって、

それは、お宮参りのお衣装でパパに抱っこされている赤ちゃんの写真でした。

「ああ！お宮参りなんですね！」と、言った私に、「赤ちゃんが亡くなってから着せたんです」と。。。

私は、言葉を失いました。



そのママとの出逢いについては、私が昨年綴った手記でも書きましたが、

ダウン症のリーフレット「天使からの贈り物～ダウン症の赤ちゃんを授かって～」を、急ぎで制作する大きなきっかけにもなりました。


また、その後、お子さまに先立たれた、何人かのママさんと出逢ってきました。

初めは、涙ながらにお話されるママですが、何回かえほん文庫にいらっしゃって、

色々なお話をしていく中で、笑顔に変わっていく過程を何人も見させていただきました。

また、同じような境遇のママたちをお引き合わせしたりすることで、

お互いに共感しあえる仲間ができていったことも、良かったのかなあと思っています。


そして、このたび、えほん文庫に集っている　そのママたちが中心になり、

新たな会を立ち上げることになりました。

中心メンバーとして、お子さまを見送ったママが2人と、

難病のお子さまを抱え、日々、命に向き合っているママが参加いたします。


お子さまが亡くなった経緯は、人それぞれだと思いますが、どのお子さまも命いっぱいに生きぬいたことは、同じだと思うのです。

えほん文庫で、お話をしたり、聞いたりすることで、明日へ向かうエネルギーをチャージしていただきたいと願っています。

私の想いと、中心メンバーそれぞれが考えてきた会の名称の候補から、

考えた結果、決まった会のタイトルは、


「わが子からのバトン
　～子どもを空に見送った家族の会～」です。



美味しい　しおこさんのスイーツと、お茶を召し上がっていただきながら、おしゃべりしませんか？

2000冊ある絵本を、ご自由に読んでいただいたり、借りていただくこともできますよ♪

えほん文庫で、メンバーと共にお待ちしております♪



第１回　「わが子からのバトン～子どもを空に見送った家族の会～」

５月１１日（水）午前１０:００～１２:００　参加費５００円（お茶とスイーツ付き）

対象：お子さまをお空に見送ったご経験のあるご家族

※尚、流産・死産の経験のあるママの集いは、6月1日にえほん文庫にて、開催予定です（年に1回）

主催：えほん文庫




中心メンバー　3人のそれぞれの想い
　


◎子どもが旅立った後、同じ悲しみを経験された人たちと話すことで、心が軽くなりました。

次への一歩につながる会になったらと思います。（しゅうちゃんママ）


◎生と死　死と生　１つのリズム・・・パパとママが悲しみの中、

元気に生きていけるような居場所に使っていただけたら　うれしいです。（サネちゃんママ）


◎メンバーである　しおこさんが、想いを、綴ったブログはこちらです。
　

この会に参加して、気持ちを話すことで、明日への一歩が踏み出せますように♪

今後は、隔月の第２水曜日に開催いたします。（５月１１日の後は、７月の開催です。）



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　


昨年6月に発足した　いっちゃんからの贈り物～在宅医療で子育てしていたママに会える場所～は、

今月からは、場所を新たに、開催しています♪　

発足時に、えほん文庫を会場として提供したことで、

多くの出逢いがありましたことを、感謝しています！

今後も、在宅医療で頑張っているママたちを、心から応援しています♪



☆4月のえほん文庫の予定がわかる一覧の記事は、こちらです！






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昨年11月に完成した手記「うちの子育てはっけよい！ダウン症がなんのその！？」～ごうちゃんと共に～えほん文庫8年のあゆみ




親愛なるmaku(まーくー）さんが手記を読んだ　ご感想はこちらです！



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(金指街道沿いの本のアマノ向かい入って２軒め）



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